膳所の浪人推進指導()について

お久しぶりです。

ブログの開設、並びに最初の更新から3週間以上が経過してしまいました…

べ、別に忘れてたとかじゃないんだからねっっ/////////

すみません、ぶっちゃけ忘れかけてました。

 

さて今回は、少しナイーヴな話題に真剣に触れるつもりです。(タイトル参照)

このブログは私の「はきだめ」であるということをご承知ください。

これ以降、私は自分の価値観に基づき、自分なりの意見を展開していきます。

読み進める中で、読者様の立場や環境から成る意見と合わないなどの理由で気分を害することがあるかもしれません。

その時はしっかりと自衛して頂きますよう、宜しくお願いします。

要するに、文句は受け付けへんからな?ってこと。

でも意見とか反論は無限に待ってる…!!!

 

 

出だしの挨拶もほどほどに、さくっと本題に入っていくことにします。

そもそもこの話題は、私の質問箱https://peing.net/ja/ktr_26)に寄せられた一つの質問から始まります。👇👇

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言わずもがな、ここでの「膳所」とは、滋賀県下では最優秀進学校としての地位を欲しいままにしている県立膳所高校を指しています。
しかしこちらの膳所高校、他にも沢山の美点を持ちながらも、校内外から強く揶揄されていることがあります。
 
ズバリそれは、
圧倒的現役進学率の低さ。
 
目安ですが、例年、受験学年の約半数が浪人となって、一年後の受験に臨みます。
ここで1・2年生、校外の方は思うのです。
「なんで県内トップやのにそんなお粗末な進学実績やねん。」
 
 
うん。わかるよ。それ普通の感覚やし。私もそう思ってたし。
 
大学受験というものに本気で挑んだことない人がそう考えるのは当然です。
でもホンマに、第一志望校ってなかなか諦めきれるものじゃないねんな~
まだ引きずってるもん私。笑
少し険のある言い方になってしまっていますね、すみません。
 
 
 
 
 
では早速、浪人したらなんとかなる」風潮 について言及していきましょう。
あくまで私の意見ですが、言葉を選ばないとするならば、ゴミクズ。
 
・だってどこにも保証ないやん?
・一年間という決して短くはない時間と、安くはない予備校の学費を捧げて、合格できなかったら?
・去年の失敗経験が恐怖や重圧になったら?
・そもそも「なんとか」というのは第一志望に落ちても大学生にはなれるっていう意味?
 
これらは私が様々な受験のターニングポイントで頭を悩ませた主なテーマです。
 
多浪」という概念が存在している以上、浪人したらなんとかなる 」は嘘っぱちだと思います。
ボロボロになりながら努力し続け、受験に向き合い、模試等の結果も出しているのに、本番の結果だけがついてこなかったという知り合いが少なからずいます。
一定以上のレベルの大学を目指すことは、
確実に合格する層になることではなく、
問題・採点者・他の受験者などの様々な要素によっては合格する層になることの方が近いと思います。
ありきたりですが、何年目の受験であろうが、絶対は無いんじゃないかなって。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これで終わりだと思った?甘いな。まだ続くぜ?
 
 
 
 
 
 
次に、膳所における「浪人したらなんとかなる」的な風潮 についてです。
決して揚げ足取りではないとご理解いただきたいのですが、
膳所において蔓延している風潮は
浪人してでも自分の行きたいところに行く」だと私は考えます。
浪人したらなんとかなる」と本気で思っている人はいないんじゃないかなぁ…生徒ならまだしも…
 
高校における進路指導が生徒一人一人の進路に責任をとれるはずがありませんから、「なんとかなる」なんて言える立場にありません。
 強いて言うことが出来るとするならば、「一年目が不合格だった場合、その年に入学することは出来ないが、もう一年頑張れば入学のチャンスはある」程度のことです。
そういえば「生徒の皆さんを大人にすること」が進路指導の本分であると、私の在校時は担当教諭が明言されていましたね。
 
 
 
 
 
さてそれでは総括に入ります。
少しこじつけになってしまったような気がしますが、これが私の結論です。
 
結局のところ、
進路指導では一番の理想論を提示していた
のだろうと思います。
第一志望に合格するという成功体験を重視していたという言い方も出来るかもしれません。
そして、生徒側には大人になることを求めました。
・現実的かつ重要な局面において、
・物事のリスクや二面性を見出させ、
・どこまで理想を追求するべきなのか、
大人として考えることを要求していた。    のではないでしょうか。
 
もう少し具体化して言い換えます。
・進路について考えることを通して、
・進学や浪人のメリットとデメリットを生徒自身が洗い出し、
・どのような形であれ、覚悟を持って高校卒業後の人生を歩めるのか、
責任ある立場として考えることを要求していた。ということです。
 
さらに砕いた言い方をするなら、
進路指導では「浪人してでも行きたい学校の合格もぎとってこいや」とは言うけど、実際どうするかは、お前らの人生なんやから生徒自身で決めんかい!!!!!
って感じですかね、しつこいのでこれ以上は言いません。それにしても随分と口が悪い進路指導ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
以上、膳所高校の浪人推進指導()について、長々と持論を展開させて頂きました。
 
 
このブログを読んでしまった層には色んな立場の人がいるので、きっと不愉快に思う方もいらっしゃったと思います。
本当にごめんなさい。
 
また、私は第一志望に落ちた身です。本来ならば、受験をどうこう語ることのできる立場の人間ではないことも重々承知しています。
その点も重ね重ね、お詫び申し上げます。
 
これらの要素を加味したうえで、それでもなお私の考えが誰かの参考になるのであれば幸いです。
 
 
今回はこれで終わりです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
次の記事でまたお目にかかれることを楽しみにしております。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
p.s.
 
私の記事がただ真面目に締めくくられることを期待していない人も多数いると思いますので、追記しておきます。
 
個人的には、国公立を第一希望に据えている生徒に対して、私立=「滑り止め」受験を勧めない(寧ろ止める)方針は死ぬほど嫌いです。
意味わかんねぇ!!!!!
ふざけんな!!!
テメェの進路じゃないからって無責任すぎんねんハゲ!!!!!!!!
 
 
 
・試験慣れできる
これはマジで必要。周りが知り合いばっかのセンター試験じゃ慣れられない。休憩時間の過ごし方とかも先に掴んどいた方が良い。私立受けたけど、それでも第一志望校の受験一発目の国語の最初手ェ震えたもん。震える手を見て、お前マジ?やっべぇ~w ってなった。
 
・合格すれば、大学生になれる
私立受験の合格発表は国公立受験の前にあるから、合格していると、精神的に楽に受験に臨める。「大丈夫、あの大学は自分を認めてくれたんやから、第一志望も大丈夫や。」と自信がつく。あと、もし浪人しても、「去年でもあの大学は受かったから。自分は大学生になる資格はあるから。」と縋る根拠になる。これに甘え過ぎてもダメなんやけどね。
 
但し、私は前期日程の前の段階では私立全落ちやったから超しんどかった!!!!
でも、基本的に能天気マンなので、
そっかぁ~~まぁこれは第一志望以外行くなっていう神からの啓示やな~~~
って本気で思ってた。受験は精神力が肝要。ポジティブに強く生きるしかない。
 
 
 
多分探せば他にもあるけど…
追伸でどんだけ語んねんコイツ…
膳所民として、私の中で重視してた二点をお伝えしておきます。
 
 
 
そんなこんなで、これで本当に終わりです。長々とお疲れさまでした。

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